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唯一の例外に遭う

←金曜日の夜に使用した銀紙,プライスレス.会社に泊まった際,停電の中カセットコンロで作った鍋と乾パンを食べ,寝る時は座布団を数枚床に敷いてこの銀紙を毛布代わりに使うと言う難民ライフを満喫してきました.一応アウトドア用の品物らしく防寒効果はそれなりにあったけど,寝返りの度にアルミホイルっぽい音がうるさかったのが難点.

日本人は災害時でもキッチリ行列を作る文化との事ですが,帰りの本数が少なくて中々来ない電車で長蛇の列が出来た際,電車が到着した瞬間に中年女性が自分の前に走って割り込んできました.あの人が全国の日本人の唯一の例外だったと信じて置く事にします.電車内も恐ろしい混雑で,殆どの時間,片足でつま先立ちしてて物凄く疲れました.会社から家の道のりは多分50kmくらいだし,あの状況だったら一晩かけて歩いて帰った方がマシだったかも知れません.そうして何とか家に辿り着いた後は買い物以外には外に出掛けず,テイルズもクリアして今に至ります.

自宅の周辺は電器もガスも水道も止まってなくて被災の雰囲気は無いのに,コンビニやスーパーでパンやインスタントラーメンが殆ど売り切れてました.他にもソーセージとか保存が効きそうな食品もほぼ全滅.余震も震度3くらいなら最早気にならないくらい多いし,明日は普通に会社に行くつもりではあるけど,来週は普通の生活に戻るのだろうか・・・.また余震で帰れなくなる可能性もあるし,出来れば3月いっぱいくらいは有給を取りたいところだけど,現在の仕事は台湾向けの物もあるので,多分ちゃんと働きます.台湾は日本に多額の援助も表明してるし,友好国だもんな.