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テイルズオブヴェスペリアの感想

4日ぶりの日記になってしまったのですが,休日中は大体テイルズオブヴェスペリアを進めていました.本編(ナンバリングタイトル)は確か(PS版の)エターニア以来なんだけど,流石にシリーズを重ねてるだけあって,システム周りとか操作性などが殆ど完璧です.特にアクション戦闘の完成度が高くて,ザコ戦闘でも1回1回が面白いです.バックアタック(敵が背中に接触して来る不利な形の戦闘)の処理も独特で良いです.戦闘終了後の料理とか,右スティックで仲間に指示を出すとか,細かいところの作り込みにシリーズの歴史の長さが伺える.もうこれから買うRPGはアクション戦闘じゃないからダルいとか思ってしまいそうです.多分来年になったら気が変わってそうだけど.

ただ,グラフィックは3Dながらアニメ調なんだけど,もう少し光源の効いたリアルな方が自分的には好みでした.家のレンガとか,スポンジみたいで柔らかそう.PS3なら物凄い堅そうな質感も表現出来る事を考えると少々残念.あと戦闘はシステムを理解出来れば面白いんだけど,シリーズを重ねてるだけに出来る事がかなり多彩なので(技以外の「強力な攻撃方法」が3種類くらいあってそれぞれ出す方法が違うとか),アクションが苦手な人にとっては,こんな複雑なのよりドラクエポケモンの方が面白いよ!って言う話になってしまいそうです.戦闘システムの名称"エヴォルドフレックスレンジ・リニアモーションバトルシステム"は閾を上げるのに一役買ってしまってるような.取り敢えず"3Dアクションバトル"みたいな名前で括っておけば良いのに.

色々書いたけど,「国産の」,且つ,「最近の」RPGとしては,(個人的には)最も定番のシリーズと言っても良いような気がします.勝手な意見ではあるけど,ポケモンとかDSのRPGは,最近のグラフィックに凝ってるのとは違うし,FFは13は期待してるけど発売のペースとか,11と14はMMORPGだったりとか.ペルソナとかスターオーシャンとかアトリエのシリーズと言う人も居そうだけど.それはともかく,PS3を持ってて海外のゲームはそんな興味無いor国産でも海外でも両方行ける,って人にはとてもお勧めです.他のテイルズシリーズと違って主人公の年齢が高く設定されてる所為か,ストーリの運びも割と理由付けに納得出来る展開が多い.