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音楽CDのネガティヴ要素

今週も会社の方針で休日が増えた為,金曜日は休日です.暇です.本当は今日も休日だったけど自分のグループは仕事の締め切りが近いからと言う事で出社してました.それから今日はついに2500回目ですね.10000回まであと75%.

以前も何処かで聞いたけど,ガラス製の音楽CDは従来の物より音質が良いそうですよ.デジタルデータなのに音質に良い悪いがあるって意味が分からなかったんだけど,どうやら,そもそも音楽CDは読み取りエラーが出ても補正機能とかは特に無くて,そのエラーの多少で音質に影響を与えるらしい.だから読み取りエラーの起こり難いガラス素材を使えば高音質!と言う事らしいんだけど,記事の賞賛ぶりからして,従来型のCDはそんなに酷くエラー出まくりって言う事なんですか.全然知らないで音楽聴いてたよ.「以前より絵が劇的に上手くなった(=以前は超絶下手だった)」って言うニュアンスにちょっと似てる.

しかし,実際は(イメージ的には)高音質になったと言うより,低音質を何とかした,って言う少し後ろ向きな技術ですよね.そもそも読み取りエラーの防止ならそんなにコストを掛けなくても,CD-ROMみたいに誤り訂正ビットを付加しさえすれば従来の素材でも(エラーの有無的には)完璧な音質になるのに.そうすると従来の再生機では使えなくなるだろうけど,少なくともガラス素材を使うよりは作る方も買う方もかなり低コストで済む筈.どうもこれは,技術の進歩と言うより利権の気配がします.